【奮闘記】しじみの味噌汁作ろうとしたら思わぬ妨害に遭ってしまった
こんにちは、すいもんです。
突然ですが、しじみって冷凍した方が栄養素も旨味も高くなるって知ってました?
この間、家事バラエティ番組『家事ヤロウ』でやってました。カズレーザーが冷凍しない意味が分からない的なことを言っていたので、すいもんも早速試してみるべくしじみを買いにスーパーへダッシュ。
勢い余って、2パックも買ってしまった。
恐るべし家事ヤロウ…なのか?
まぁ、こんなんなんぼあっても良いですからね。
さて、まずは砂抜きです。
こいつをやらないと、味噌汁をすする時に例のジャリッを体験することになってしまいます。
そんなことになろうものなら、その後ずっとブルーですからね。しっかり抜いときましょう。
お気に入りのボウルに塩水を作り、しじみを入れて放置。
1時間位置いとくらしいんだけど、半分経過したところで、ちょっと様子を見てみることに。どれどれ。パクパクしてるかな〜?
さながらお菓子の家で子どもが太るのを待つ魔女のような気持ちでボウルを覗いてみると…
ぴっちり
ぴっちり閉じとる!
しじみ達はその心と口をぴっちり閉ざして、砂を吐き出す気配すら見せていません。これは…思わず不安がよぎりました。
実は塩水を作る際にちょっと気がかりなことがあったんです。それは、水道水がぬるかったこと。
連日の暑さで、水道水はどうしてもぬるめの水が出てきてしまうんです。しばらく出しっぱなしにしとくとまた冷たい水が出てくるんですが、砂抜きしたらどうせ捨てる水。
そんな私の怠慢な気持ちを見抜き、しじみ達はぴっちり心を閉ざしてしまったようです。
こりゃいかん。
しじみの繊細なハートを傷つけたことに猛省し、すぐさま塩水を作り直すことを決意。
そもそもしじみの故郷にカルキなんて入っていない。ブリタで浄水した水を使おう!本当は伯方とかの塩を使って故郷(かどうかは知らないが)を思い出してもらいたいところだが、あいにくうちには無い。
アルプスの塩で勘弁してもらおう。
ついでに水温の上がり過ぎを防ぐ為に保冷剤も入れる。
いささか過保護な気がしないでもないが、一度閉じた心を開いてもらうにはこれ位必要であろう。
ソワソワ待つこと30分。
そっとボウルを覗いてみる。
!
お分かりだろうか?
数は少ないものの、確実に心もとい口を開いている!
もっと開いてもらいたい…
もはや夕飯作りそっちのけである。隣で鍋が吹いてたらしじみが怖がるかもしれないから、致し方ない。
その後、雰囲気を出すべくシチリア島海塩を数粒足してみたり様々なことをやった。
するとこうなる。
しじみに情がわく。
手をかけた女ほど可愛いのと一緒である。
とりあえず少なくとも今日は無理。食べられる訳がない。まさかこんな罠が待っていようとは思わなかった。
しかし、涙を飲んででも明日には調理せねばなるまい…
なんせ一人暮らしで2パックも買ってしまったんだから、涙を飲んでる場合ではないのである。
しじみ汁を飲め。
※補足
しじみの砂抜きは、しじみが顔を出すか出さないか位の水が良いそうです。夏場なので保冷剤を入れてますが、冷えすぎも良くないんだってさ。繊細ダネ!