すいもんのひとり言

不器用で生きにくいOLが一生懸命生きてる記録です

【考える】ガンバレルーヤよしこの思考について

こんにちは。

ただのOL、すいもんです。

 

突然ですが、恋してますか?

 

待って待って。閉じないで。

理由があるんです。

先日、とんでもないものを見てしまったのです。

『しゃべくり07』の第7世代女芸人がゲストの回です。

 

ゲストの女芸人たちは恋バナが大好き。そこで、彼女たちが普段している恋愛妄想を披露したんですね。

その時のガンバレルーヤよしこの妄想が激ヤバ…

(見た?!すごかったやんな?!>_<)

 

▼よしこの披露した妄想の中身をザッと紹介

よしこは捕まって刑務所に入っています。

(ここからすでにバヤい)

看守はよしこ憧れのネプチューン泰造。

泰造が毎夜巡回する度、二人は少しだけ話をします。

ある日、雑談を終えて去ろうとする泰造をよしこは呼び止めます。振り返る泰造。

よしこ全裸。

(?!)

よしこは言います。

「私の姿を目に焼き付けて。そして私を絵に描いて。」

(謎かけかな?)

絵を描く泰造(描くんだ…)は、次第によしこに惹かれていく。

ー完ー

 

 

まず全裸の時点で確実に刑期がのびましたね。

どういうことでしょう??

これでキュンキュンするの?分からん…

誰か教えてほしい。

でもきっと分かる人なんていないでしょう。

 

なので勝手に考察してみることにしました。

題して「よしこの妄想は何を求めているのか。」

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実に、人の深層に迫る危険極まりない考察です。発覚すれば世界の果てまで追われてQでしょう。

人の好奇心は諸刃の剣です。覚悟が無い方は速やかに撤退して下さい。私も大スベリの予感に、恐怖です。

 

さて、勇気ある前進を試みますが、まず一番の考察ポイントとして、そもそもなぜによしこは囚人設定なのでしょう

ここに大きなキーがありそうですね。

ところで皆さんも疑問に思われているでしょうが、よしこは何の罪を犯したのか?

よしこは証言します。

「文書改ざんとか…」

 

ピンと来ましたね。

来ませんか?

では私の予想をお話しましょう。

 

文書改ざん

数ある犯罪の中でも妄想の中で行う犯罪としては、マイナーではないでしょうか。

小説やドラマ、漫画の中で行われる犯罪としてよく見かけるのは

 殺傷 盗難 薬物 横領

といったところでしょうか。

にもかかわらず、よしこの罪は文書改ざんです。※注 妄想の話ダヨ

 

なぜ文書改ざんなのか。

文書改ざんと他の犯罪にはどんな違いがあるのか。

それは、主体的かどうかです。

 

妄想を体現してみせたよしこは、看守である泰造に対し無邪気で従順に振る舞っていました。

その姿には狡猾さや尊大な様子はなく、不当な利益や不正を隠ぺいする為に自ら文書改ざんを行ったようには見えません。

そう、恐らくよしこは騙されて悪事に加担したのです

よしこはそれが犯罪だとは思わなかったのかもしれません。いえ、知っていても悪いと分かっていても、よしこだけだと頼ってきた男(多分)の頼みを断れなかったのかもしれません。

 

悪い男に騙されて文書改ざんの罪で捕まったよしこ…そこには、純粋が故に時に大胆な行動に走ってしまう、愚かで哀れな女の姿が映し出されています。

そんな可哀想な女、傷ついたよしこは泰造との雑談を通して癒され、徐々に立ち直っていきます。

元のひたむきで純粋な女に戻りつつあるよしこ。

しかし二人を隔てるのは鉄の格子。更に囚人と看守という立場があります。それはベルリンの壁より高い…

 

脱ぐよしこ。

その行為には、ありのままの自分を見て欲しいという気持ちが表れています。

自らの罪を恥じ、想いを寄せる泰造に番号ではなく"よしこ"という名の女として見てもらいたい。

一度で良い。だからこのセリフになったのでしょう。

 

「私の姿を目に焼き付けて。そして私を絵に描いて。」

 

すごく良い話に思えて来ました。

「好き」でも「抱いて」でもなく、「目に焼き付けて。絵を描いて」なのです。

 

そこに淫らな欲望の影はありません。ただ女として、ありのままの私を見て欲しい。

手が届かないと分かっていてもなお好きな男に、とくとくと見られるのは恥ずかしくても幸せでしょう。

 

そしてそれに応えて絵を描く泰造の心境に変化。

妄想ならではですが、やはりハッピーエンドでなくては。

毒リンゴをかじった白雪姫も魔女の呪いで眠りについた眠り姫も、王子様のキスで目覚めます。

悲劇から一変、真実の愛や絆を手に入れるのが乙女の恋物語

ガンバレルーヤよしこの妄想は、一度転落して囚人となったよしこが高い壁を乗り越えて真実の愛を手に入れるというストーリーなのです。

 

つまり、トリッキーにみえて実は王道な恋愛ストーリーへの憧れがあったと言えるでしょう!

 

以上です、裁判長。

 

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